呼び名は色々ですが、登山をされる方は「バックパック」と呼ぶことが多いようです。
全ての荷物をこれに入れて長い時間間歩くわけですからいうまでもなく重要なアイテムです。
バックパックはランドセルのように肩からぶら下げ荷物を運ぶものではなく、頑丈な腰ベルトで腰・背中で重量を負う仕組になっていますので、安い量販店でオリジナルブランドや、特に腰ベルトが無いものを購入すると後々、体に支障が出る可能性があります。
【オスプレー社のタロン33】

登山店に言っても様々な種類のものがあり悩みますが、事前に、「何もかも軽いほうがいい」と強く信じていた私は従量が1kg以下のものを中心に探し、オスプレー社のタロン33を購入しました。背中がメッシュ仕様になっており、作りもしっかりしていたからです。
しかし、結願までの6年の途中から登山を初めた結果、今となってはこのバックパックはやや失敗だったかも知れないと考えています。理由は背中部分の骨組みです。このバックパックは軽量化を優先するために背中部分に「骨組み」のような素材がほとんどなく、荷物を大量に入れるとS字に湾曲するのです(そのため壁などに立てかけないと自立しない)。
結局、結願までの相棒なので痩せ我慢をして最後までこのバックパックを貫き、この間の遍路以外の登山もこれを利用しましたが、今後は少々重くてもいいから、よりしっかりしたものを登山用に購入しようと考えています。