雨具

【モンベル トレッキングレインポンチョ】

必須です。色は例によって白を購入しました。
歩き遍路で傘を使用している方はほとんどいませんでした。雨の対策としては以下の二通りになるかと思います。

1. リュックの上からポンチョを着用
私はこちらでした。リュックを着用したままその上からポンチョを羽織るのです。これに加えて菅笠を着用すると快適です。
メリットは装備が軽くて済むこと。デメリットは下半身がカバーされないので濡れることです。

2.レインウェア上下を着用し、リュックカバーを着用。
登山をされる方はこちらのほうがなじみはあるかと思います。この方法で歩いている方も多く見かけました。メリットは完全防水であること、デメリットはレインウェア分、装備が多く(重く)なることです。


私がポンチョを選択した理由は単純に重さ(軽さ)と価格面でした。登山においては尾根道などを歩く際に風に煽られて危険との理由からポンチョはあまり利用されませんが、歩き遍路でそこまで過酷な道はありませんので問題はありません。

なお、このモンベルのポンチョは愛媛県(久万高原近辺)の雨で効果が薄れたように思えたので、買い替えています(再び白。詳しくはわかりませんが素材が変わっていました)。

【ゲイター:PROMONTE LONG SPATS】
登山用語ではゲイターと呼ばれる雨・泥よけ目的の足首に巻くスパッツです。

ちゃんとしたものはゴムバンドが下部についており、靴の裏(土踏まずの箇所)を一周して固定できるようになっています。ちなみに以前、富士山を登山した際にこのゴムバンドの意味がわからず上下逆に着用し、ひざの下からゴムバンドをブラブラさせている人を見かけました。(逆ですと教えてあげました)

現物を見るとわかりますがゴムバンドは太く出来ておりスニーカーのような裏面がフラットな靴の場合には着用できません。(少なくともこの固定用ゴムバンドは使用できない)

使用方法ですが、足首を完全に覆って水が浸入しないように固定した後、上部(モデルによって長さが異なる)を締めます。この上からパンツ(スラックス)をかぶせます。

ゲイターの中にパンツを入れたくなりますが、こうするとパンツの表面を伝わった雨がゲイターの中に進入し、そのまま靴下を徐々に濡らしてせっかくの防水加工のシューズの意味がなくなります。(経験あり。)

デメリットは着用に時間がかかることです。
雨水が侵入しないように足にフィットするように作られているので、着用に時間がかかります。そのため雨が降ってきたときについ「この程度であれば着用しなくていいか」と考えがちで着用が遅れて雨水が靴の中まで侵入ということがよくありました。

面倒に思わずに頻繁に着脱をすることが肝要かと思います。ちなみに、泥・小石よけにもなるので天気にかかわらずこれを着用しっぱなしという方も見かけます(登山ではこのような利用の方法も多い)。ただし、これは大休止の際に靴を脱ぐのが面倒になるかと。慣れの問題かもしれませんが。


【折り畳み傘】
一応持っていきました。ただし歩き遍路の際には一切使用しません。
自宅から駅まで、または宿から外出する際のためのみに使用しました。これらをポンチョで代用すれば傘は必要ありません。街中でポンチョは少々目立つので抵抗はあるかと思いますが。。