四国遍路独特の文化です。お遍路さんが食ベ物をふるまわれたり、現金を渡されたりすることがー般的ですが、これ以外にも自動車遍路の方から次のお寺まで同乗していくことを勧められたりすることもあります。
私の場合は最初のお接待がまだ歯もそろわないような小さな女の子から受けたものでしたので、頭をなぐられたようなその時の衝撃は忘れられません。
全行程中で受けたお接待は以下のようなものがあります。
・現金
・食べ物(みかん、菓子パン、瓜、アメ、お菓子)
・飲みもの(缶コーヒー、缶ジュース、ペットボトルのお茶)
・手作りのお地蔵さん
遍路道沿いの四国にお住まいの皆さんはこのような習慣をどのようにして引き継がれているのでしょうか?頭の下がる思いです。
現金に関しては使い道に悩み、しばらく使わずに取っておきましたが、「自分の代わりにお参りしてください」というメッセージも込められているとも聞きましたので私は最後の結願寺の第一番霊山寺でお賽銭にしました。