第七回 三日目


※日誌の写真には位置情報(Exif情報)が付いています。移動時の目安や宿・食事場所の確認などにお役立てください。


2010年3月22日(月)

6:00
朝のお勤め。
住職さんはこの寺の由来に加えて、最近の地域の市町村合併の話しをする。観光ガイドのおじちゃんのようである。
朝食時にお供えものの、お菓子をいただく。前日と今日はたまたまお大師様の法要(?)にあたっていたようだ。


7:20
出発。とにかく寒い。
この後に気温は2℃と電光掲示板に出ていた。


8:36
国道を折れ、片坂遍路道へ。
ここの入り口は少々分かりにくい。



9:16
国道へ戻る。


11:03
休憩。ソックスとウォーキング用のスパッツのゴムが足首を締め付けて痛い。


11:50
遍路道に折れ、「熊井トンネル」を通る。


いまや、お遍路さんか地元の人しか使用しないであろうトンネルだが、真っ暗で気味が悪い。
妙な気配も感じて、トンネルを抜けるまで数秒が長く感じられた。
後になって、家田荘子著『四国八十八ヵ所つなぎ遍路』にこのトンネルに全く同様の恐怖を感じたとの記載があり、なるほどと思った。


辺りの桜はほぼ満開である。


12:08
またもやコンビニで昼食。
途中で何回か見かけた青年のお遍路さんに、お接待でたくさん貰ったというみかんをいただく。


このコンビニではペットボトルのお茶もいただいた。歩き遍路のみの接待とのことでわざわざレジの後ろに用意されているようである。


13:03
土佐佐賀駅着。
特急が止まる駅なので売店等も期待したが、見事に無人駅である。
例の大阪のお遍路さんもここで帰るようで、またもや一緒になる。


列車の到着時刻まで時間があるのでホームで景色を眺めていると昨日から何回か見かけた男性三人組(といってもたまたま行程が一緒なだけ)が目の前を通り過ぎていく。手を振ってお別れをする。
ひげの男性(60歳前後か)は今週末の日曜まで休みを取って、宇和島まで行きたいと言っていたが、無事たどり着けただろうか。


13:42
南風20号で岡山へ。
車内で切符を購入しようとしたが、この区間はくろしお鉄道であるためJRまでの切符は購入できない(窪川まで)とのこと。不便だ。

21:30 東京着

歩いた距離:19km