第一回 三日目


※日誌の写真には位置情報(Exif情報)が付いています。移動時の目安や宿・食事場所の確認などにお役立てください。


2008年11月24日(月)

5:45
起床。
目覚まし(携帯)の鳴るまえに意識だけばっちり覚めており、すぐに起きる。
ここはせっけんが無い。シャワーも当然なく水のみで顔を洗ってさっさと準備終了。

6:30
朝食。
同席した方(女性)からこれからだいぶ先にある岩谷寺近辺の某遍路宿の紹介を受ける。とてもお勧めなのだそうだ。
話しを伺うと通しの歩き遍路で無事八十八番にて結願し、一番へのお礼参りの途中での宿泊とのこと。
自分と同じく歩き始めかと思っていたのだがお礼参り中だった。

7:00
安楽寺発。
外は雨であるのでリュック等を身に着けた上でポンチョを羽織る。初めて着たが、どうして両脇が縫い付けてなく単なるボタン止めなのだろう。
ただ、後々気が付いたがポンチョの内側からの地図等の出し入れには便利である。

7:23
第七番十楽寺着。
昨日お参りを終えているので通り過ぎるだけだが、七番からスタートした実感を得るため、山門に触れる。
なお、区切り打ちの場合一日の終了は大師堂にその旨報告し、翌日(次回)以降はその寺の大師堂から再開する方法もあるようだ。

8:14
第八番熊谷寺着。
ここは参道に至る従来の山門が寺とやや離れた畑の中に場所にあり、ぜひここから参拝したかったが、道に迷い結局クルマと同じルートで到着してしまった。帰りはこの山門をくぐって直進し歩き遍路のルートを行く。


9:21
第九番法輪寺着。
田んぼの中のお寺である。山門の前の小さな売店も田んぼの中に食い込むように建っておりなかなか風情がある。
法輪寺を出発しても雨は止まないが、風も無いためポンチョと菅笠のみで不快感は全く無い。


10:36
第十番切幡寺着。
県道から続く参道は高級表装店等が軒を連ねており雰囲気がある。参道からは車道を兼ねた山道を登り、本堂までは山門の先をさらに333段の石段を登る必要がある。
途中雷鳴が轟くが雨脚はさほどでもない。

ここを打ち終え、第十一番藤井寺への遍路道を歩きJRの駅を目指す。


12:12
吉野川までの間は道しるべのシールが多く、迷うことはない。
延々と人の気配の全くない畑の真ん中をとぼとぼ歩く。


目標にしていた潜水橋に到着。
ここからは駅に向かう・・筈なのだが地図で確認すると潜水橋はもう一つある。先ほどの橋は手前の小さいほうだった。
二つ目の橋を渡ると吉野川の土手が見える。これを越えるとJRの駅も近い。次回のことを考え、鴨島駅までいくことも考えたが帰りの時間も気になるので阿波川島駅に向かう。。


12:56
阿波川島駅着

13:40 徳島駅着。
高速バスのチケットを求めるが15:00便がやっと予約出来た状態。連休最終日なので新神戸からの新幹線も満席ばかりで、やむなくグリーン車を購入。バス出発まで遅い昼食とする。

17:00
新神戸着。新幹線で東京へ。グリーン車は初めての経験である。

20:40
東京駅着

歩いた距離:18.6km