第八回 九日目


※日誌の写真には位置情報(Exif情報)が付いています。移動時の目安や宿・食事場所の確認などにお役立てください。


2010年7月18日(日)

6:46
出発。
四方を田んぼに囲まれた道を北上する。稲は青々としておりとても風情がある。


7:09
第四十一番龍光寺着。意外に時間がかかった。
今日は東京に戻る日なのだが、少々時間が気になってきた。



7:43
境内の横から龍光寺を出発。
農道を通ってほどなく県道に出る。


のんびりした風景が続く。
歩道には花が植えられている。


8:31
第四十二番仏木寺着。
きれいな境内、たくさんのお堂がある大変りっぱなお寺だ。


ここの鐘突堂は珍しい藁葺き屋根。


真っ白な菩薩像が青空にまぶしい。


9:23
仏木寺発。
目の前の道から歯長峠を目指す。


9:43
歯長峠入り口。


10:29
うわさの急坂。
いわゆる鎖場で、確かに杖が役に立たないほどの坂ではあるが、想像したほどでも無いように感じる。


10:53
峠に到着。
ちょっと雲が出て来た。


11:45
県道の入り口に到着。
足が痛くてたまらない。やわらかい山道でこれなので、この後が不安。
遍路小屋で休憩。


12:11
県道をてくてく歩く。


12:22
道引大師通過


12:33
高速道路の下を抜けて、民家の間を歩く。
例の遍路標識が分かりにくく、誤って直進したところ、洗濯物を干しているご婦人から「手前を曲がって」と声を掛けられる。助かった。
この人がたまたまた庭に出ていなかったらあぶなかった。
この辺りからにわか雨が降ったり止んだりしている。リュックは防水ではないため気にはなったが、時間が無くなってきておりそのまま歩く。


13:35
第四十三番明石寺着。
真剣に帰りの時間が気になりだした。道すがら直接駅に向かうことも考えたが、とにかく参拝しよう。
この後、参道入り口の食堂でソフトクリームを食べたのだが、今思うとそんな余裕は無かったのであった。
店員さんに遍路道を聞き出発する。すばらしい自然林を歩くのだが、気持ちに余裕は全く無い。


14:36
卯之町の古い町並みを過ぎる。
この後国道に出たが、どちらが駅なのか分からない。目に入った釣具屋の店員さんに道を聞く。なんとか特急に間に合いそうだ。


14:45
卯之町駅着。
駅前の商店街に「Z-1グランプリ」なる垂れ幕があった。木造博物館の長い廊下を雑巾がけで駆け抜けるレースだそうだ。
ここから、予讃線で東京に向かう。間に合ってよかった。

22:53
東京駅着。


歩いた距離:17.2km