第十一回 四日目

 


※日誌の写真には位置情報(Exif情報)が付いています。移動時の目安や宿・食事場所の確認などにお役立てください。


2012年7月16日(月)

6:55
宿を出発。
今日は短い距離で数多くのお寺を回らなくてはならない。

7:35
第五十六番泰山寺着。
街中の普通のお寺で全てが新しく、言い換えれば歴史を感じさせない。
実家の近所の父親が眠っている菩提寺と一緒で、普通のお寺である。住職の娘さんと思われる女の子が広い境内を自転車で乗り回して楽しそうに遊んでいる。
でも、まあ、明るくて何もかもがきれいなのでこれはこれでいいのかも。


8:47
第五十七番栄福寺着。
小高い丘の中腹にあるお寺で、やや狭い敷地に建物がコの字型の密集しており、それがなかなかの雰囲気となっている。


本堂の前には足の不自由な人がかつて使用したいざり車がある。
これは昭和の初期に足の不自由な参拝者がここで歩けるようになったことから、そのままここに奉納したものという。
そのため、この寺は足腰にご利益があるとされるようになったとのこと。


9:55
抜けるような青空の下、次の寺を目指す。


市街地を徐々にはずれ、ため池を経由してさらに小高い山を登っていく。


仙遊寺の山門にやっと着いても、それからが結構な登りだ。
汗が止まらない。


途中に、水場があった。
ふたを開けると透明度の高い湧き水で口をすすぐ。


10:35
第五十八番仙遊寺着。
木々に囲まれた非常に雰囲気のあるお寺だ。



11:23
下りは山道。



12:36
ラーメン店に入る。
昨日の喫茶店と異なり、冷房はギンギンに効いている。空腹のはずなのだが、水の飲みすぎのせいなのか、なかなか食が進まない。
味はまあまあ。このラーメン店はチェーン店のようだ。


13:44
第五十九番国分寺着。
今回の最後のお寺となる。



15:05
伊予桜井駅着。
予定より早めの到着。とにかく気温・湿度が高く、待合室で上半身裸になって汗を拭く。


15:55
伊予桜井駅発、岡山経由で東京へ。

歩いた距離:17.8km