※日誌の写真には位置情報(Exif情報)が付いています。移動時の目安や宿・食事場所の確認などにお役立てください。
2013年7月13日(土)
11:34
東京6:50発の新幹線に乗り、岡山駅経由で善通寺駅に到着。
抜けるような青空である。ここから、前回パスした甲山寺まで行き、善通寺までが今日の予定である。時間が余れば電車で金毘羅さんまで行きたいのだが、さてどうなるか。
11:47
善通寺駅発。
前回も通った商店街を抜け、甲山寺を目指す。通常のルートでは駅から甲山寺までは逆方向なので、遍路シール等は見つからない。

街中なので道に迷いそうになりようやく甲山寺に沿って流れる川を見つけた。

12:27
第七十四番甲山寺着。
広い駐車場、ぴかぴかの新しい山門。外からは普通の都心部のお寺に見える。
隣接する砕石工場(?)が場違いな雰囲気を醸し出している。この山を延々と切り崩しているのだろうか。


12:56
ここからは本来の歩き遍路ルート。
一部、先ほど来た道を逆に向かいつつ善通寺を目指す。

13:15
到着直前に有名なカタパン屋に立ち寄る。
軽いものとは言え初日からお土産は少々負担があるのだが、どうしても気になって購入。東京に帰ってから食べたのだがこれは後引く旨さだ。

13:17
第七十五番善通寺着。
広いことは事前に分かってはいたが境内が二箇所に分かれている。そのぐらいでかい。
初めに間違って大師堂に向かってしまい、おかしいと思い寺の事務員(?)に確認すると反対側が本堂だという。


この本堂のある敷地がまた贅沢な作りで、お寺が2つほどは作れそうなただただ広い敷地だ。

本堂、大師堂と参拝し、せっかくなので有料の大師堂地下の戒壇巡りと宝物館を見学。戒壇巡りは真っ暗な中を手探りで一蹴するというもので、やや子供じみていると感じたが文字通り真の闇でここでしか味わえないものだ。

13:20
善通寺発。
山門前で京都から来たと思われる(自動車のナンバーが京都だった)男性から、タバコ店前の喫煙所で立ち話。歩きで周っていることを伝えると心底驚かれた様子。(「今でもそんな人いるのか?」とのこと)
まあ、この暑い中歩いているのだから正気に思えなかったとしても無理は無い。
14:30
善通寺駅近くのうどん店で遅い昼食。非常に美味である。

後ほど調べたところ、このうどん店はオープン間も無い店のようだ。

14:40
善通寺駅に戻る。
ここから、琴平駅まで一駅分電車を利用して、金比羅さんを参拝するのだ。
15:13
琴平駅。
モダンなつくりの駅。ホームに非常にたくさんの風鈴が下がられており、なかなか風流がある。土曜日ではあるものの、電車を利用した客はまばら。やはり、これだけの有名な観光地でも、皆クルマ・バス利用なのだろうか。

15:21
しばらく旅館、みやげ物屋のある大通りを歩く。

15:24
ここからが長い階段の始まり。
中ほどまでは両脇に食事どころ、みやげ物屋が並び、長距離の階段でも飽きない。

15:44
途中、何回も階段が曲がっているため、その都度、本殿に到着したように見える。
周りからも「えー、まだ先なの?」との声が上がる。

15:47
本殿に到着。
参拝に夢中で本殿の写真を撮り忘れた。

ここからは坂出市方面がよく見える。
奥の院に行きたいところだが、時間切れのため駅に向かい電車で善通寺に戻ることにする。

17:14
善通寺グランドホテルに到着。
翌朝は早朝に出発する予定なので素泊まり。

割引券を貰ったこともあり、夕食は併設されている居酒屋を利用。
団体が多く相当に混雑していた。人気の店なのだろう、部屋に戻ってからも階下からは深夜まで騒ぐ声が響いていた。


歩いた距離:5.9km(金比羅さん参拝を除く)