※日誌の写真には位置情報(Exif情報)が付いています。移動時の目安や宿・食事場所の確認などにお役立てください。
2009年9月20日(日)
6:25
出発。
これがレインボー北星の宿泊施設外観。アパートそのもの。

6:54
第三十番善楽寺着。
山門らしきものが見あたらず、少々戸惑う。駐車場が境内にある感じなのだ。檀家からのお布施が多いお寺なのだろうか。境内も本堂も極めてモダンである。
帰り際に気がついたが、来る際はお寺の裏から入ったようだ。

帰りは長くて雰囲気のある参道を歩き山門に向かう。

来るときもここから入れば達成感があっただろうに。まあ、そうすると遠回りなのだけど。

7:31
川沿いをてくてく歩く。

途中で朝の散歩中の男性に声をかけられる。
「竹林寺はあの山の赤白のアンテナが二本立っている場所だよ」と左前方を指差して教えてくれた。どこもそうなのだが、目視で場所を確認すると結構な距離に感じる。
途中道幅の広い県道に合流。いたるところに「連休のため桂浜は渋滞します。」と浦戸大橋経由ではなく、右折して市内から向かうように看板が掲げられている。

8:40
竹林寺登山道入り口。標高は高くないがちょっとした登山開始。

8:52
キレイな舗装路に合流。所々、植えてある植物の案内版が掲げられている。

これはひょっとして植物園の中なのだろうか。
歩き遍路は南館を経由しろとあるので素直に従う。途中、職員の方と思しき方が「ここをまっすぐ」などと道を教えてくれた。

9:00
植物園入り口。
やはりタダで植物園を見学してしまった。これはこのまま出てしまってかまわないのだろか。しかし、まだ正式な開園前の時間のようでもある。
入場券売り場にはまだ人の気配もなく。ありがたく無料で見学させていただいた。

9:01
第三十一番竹林寺着。
山門は植物園の入り口と隣り合わせだった。

天気は快晴、五重の塔も青空に映えきわめて美しい。
山全体が竹林に覆われている場所のはずなのだが、境内は普通の樹木が植えられており、「竹林」というイメージほどでもない。

ここは庭園も見事だとのことであるが申し込まないと普通には見られないようだ。
庭園入り口から中を窺うと、なるほど手入れが行き届いている。
納経所では「名物:竹林寺羊羹」なるものが売っていた。買おうか悩んだが結局やめた。
あとから考えるとさほどの重量でもなし、自分の分だけでも食べてみればよかった。

9:40
竹林寺発。
行きとは異なる道で山を下る。

9:53
下田川沿いをてくてく歩く。
しばらくして右折し、南下するのはわかっているのだが、ずいぶんな距離に感じた。


10:30
休憩所を見つけたので一服する。
この辺りは何の変哲もない風景の続く県道であるが、所々非常に新しい高級住宅が建っている。新興住宅街か何かだろうか。特に駅などは無いのだが。

10:55
石土池沿いを歩く。
この池は所々、水が少ない箇所があるようで、半分は湿地帯のようになっている。中央部にコンクリート製の護岸がある。治水池か何かに利用されているのだろうか。ここからは少々道が分かりにくい。細い道が平行しており、どこからでも行けるようだ。
県道のトンネル手前を右折し、すぐ左に向かうと納経帳を持った男性とすれ違う。間違ってはいないようだ。

11:06
第三十二番禅師峰寺の入り口着。
しかし。お寺の気配はない。ここから山道を登るようだ。車道と遍路道は別になっているが、車道はいきなりの急坂になっている。大丈夫だろうか。

11:16
大丈夫じゃなかった。結構な高さを一気に登り、山門に到着。


太平洋が一望出来て、見晴らしは抜群である。
が、桂浜を見つけてしまった。これからあそこまで歩くのか。。

12:26
県道(黒潮ライン)をてくてく歩く。
ビニールハウスが多いが何を栽培しているのだろう

ちょうどウドン屋さんを発見したので、カレー月見うどんを注文する。
駐車場はほぼ満車状態で、連休ということもあってか、なかなか注文したものが出てこなかった。

13:26
桂浜に近づくにつれ、自動車渋滞がひどくなる。
コンビニに寄ると隣に、「日本サンゴセンター」があり、試しに中をのぞくと大きなサンゴ専門のみやげ物店である。真っ赤なサンゴのキーホルダーを購入。

13:35
浦戸大橋を渡り始める。
車道は渋滞のため、完全に停止状態。恐らく駐車場まで続いているのだろう。こちらは歩きのため渋滞は無縁である。
ちょっと爽快。

13:53
間違えて橋を完全に渡りきってしまう。
実は橋の右側を渡って、途中で右に折れなければならなかったのだ。

引き返して橋を途中で降りて、散歩道のような場所を歩くのだが、内海に沿って歩くはずが道に迷う。
途中、大型四輪駆動車と鉢合わせする。先方は「桂浜はどちらですか」と尋ねてくる。この渋滞で横道に逸れ、道に迷ったようだ。
大体の場所を教えるが渋滞に業を煮やしたのか、その場でクルマを停めて歩き出す。ここから相当歩かねばならないはず。
こちらも、何度も地図を見て、やっと本来の道が逆方向であるとわかる。やれやれ。

内海沿いを歩くと徐々に道は狭くなり最後は川のようになる。

14:46
雪蹊寺着。
予定より早く付いた。本堂は建て替えたらしく、非常に新しい。
目の前が本日の宿泊先の「高知屋」であるが入るには少々早すぎる。境内でのんびりして、その後、コンビニに行って、ビールを購入。

16:00
高知屋に投宿。
相部屋になると言われていたが一人用の非常にキレイな部屋に通される。風呂の準備がまだとのことで、洗濯を先にお願いし、荷物の整理を始める。
目の前が寺の入り口で、しばし山門を眺める。駐車場は参拝者が出たり入ったりで非常に忙しい。

夕食は、魚の煮付けと野菜がたっぶりのカツオのたたきである。非常に美味。


歩いた距離:22km