第八回 七日目


※日誌の写真には位置情報(Exif情報)が付いています。移動時の目安や宿・食事場所の確認などにお役立てください。


2010年7月16日(金)

7:17
出発。第四十番観自在寺は目の前である。


7:19
第四十番観自在寺着。


りっぱなお寺で境内も整備されており、敷き詰められた石、芝生も見事だ。
本堂もピカピカで新しい。
次の寺まで50km超なので今日の参拝はこれで終わり。



11:05
56号をひたすら歩く。
ゆるい勾配を登り下りしていると、柏坂峠遍路道の入り口に到着。


国道を右に折れ、しばらく川沿いを歩き、峠道の入り口に向かう。
この目の前の峠を越えるのだ。


12:57
山道は比較的急勾配。


足がまた痛くなってきており、やむなく倒木に腰掛けて休憩。この遍路道は結構な距離がある。


峠からの眺めは絶景


15:33
山を下り、


人家のある場所に出る。ここから国道56号まではしばらくあるようだ。
のどが渇いたため、恥も外聞もなく民家のガレージ前に座り込み水・ジュースを購入し飲む。とにかく暑い。
この間、人は誰も通らない。


16:22
再び国道に出る。
ここで方向を間違えて歩き始めると、みやげ物屋の女性に方向が反対であると教えられる。あぶないところだった。


17:02
本日の宿泊場所である宇和島市津島町に到着。
川沿いに古くからの町並みが残り、人目でかつて栄えた町であることがわかる。
港に近いので港町でもあるのだろう。


17:09
三好旅館着。
りっぱな建物で、かつては木造三階だったそうだ。現在は建築基準の関係で二階建てにしているとのこと。


食事もたいそう豪勢なもので、伊勢えび、うなぎ付きである。
酢味噌ときゅうりに盛り付けられている白い皮の厚い白身はサメだそうでこの近所では皆さん食べるそうだ。


うなぎは土用のためサービスで出していただいたようだ。


翌朝は栄養ドリンクまでいただいた。とにかく食事自慢の宿とのうわさだけのことはある宿だった。


歩いた距離:24.2km