※日誌の写真には位置情報(Exif情報)が付いています。移動時の目安や宿・食事場所の確認などにお役立てください。
2012年4月29日(日)
6:53
宿を出発。
女将さんからのお勧めもあって、リュックは玄関先において預かっていただき、岩屋寺までを往復することにした。

6:59
しばらく農作業用の小道を行き、

本格的な遍路道に入る

7:10
途中まで石畳で整備されており、とても歩き易い。

7:43
しばらく行くと、分岐点に出る。
どちらでも岩屋寺まで行けるようだが、予定では右を選択する予定だった。そのつもりで休憩していると左から参拝を終えて戻る途中と思われる歩き遍路に遭遇。
「これからですか。登ってから下りますか?下ってから登りますか?」と声を掛けられる。右が「登って下る」ルートのようだ。予定通り右のルートを選択し登り始める。

8:29
結構な標高。

「まむし注意」の標識

すばらしい尾根道を行く

9:06
本堂の裏に到着。
有名な逼割行場に到着。岩の割れ目を縄一本で登り、その上が修行の場となっているようだ。
入り口には門があり施錠されている。お寺で鍵を借りて行場に行ってみることが可能なようがだ、返却しない遍路がいたようで、現在はなかなか貸してくれないようだ。
登ってみたいが、ここは見学のみとする。

9:12
第四十五番岩屋寺着。
山門から本堂へ。山道から行って山門があるということはこのルートが旧来からの参拝ルートということだろうか。

本堂は岩に食い込むように建っている。

10:08
参拝を終えて、通常の参拝者が使用する長い階段を下る。
自分は徐々に時間を掛けて山道を登ったのでさほど疲労は無いが、この車道からの一般的なルートは相当な急坂を登ることになり、こちらのほうがきついのではないか。
すれ違うこれから参拝される皆さんは汗だくになっている。こちら側にも山門があった。

10:25
県道と並行している川沿いに遍路道を行く。
しばらくは川沿いを歩き、すぐに山道に入る。こちらも整備されていて、ハイキングコースになっているようだ。

10:59
県道に出ると名勝にもなっている古岩屋に出る。
この目の前にある古岩屋荘は当初宿泊候補としていた宿であり、非常に多くの観光客が宿泊しているようだ。ここのバス停横から再び山道に向かう。

緑の多い山沿いの遍路道。
リュックが無いこともあって歩くのが楽しい。

12:47
和佐路に到着。
足のマメがあいかわらず痛い。ここに荷物を預けていなかったらもっと時間がかかったかもしれない。
ここからは県道を経由して国道沿いに今日の宿を目指すだけである。

14:16
コンビニで休憩。
普段あまいものはあまり食べないのだが、暑さもあってソフトクリームと大福を頂く。

15:49
本日の宿泊所・桃李庵に到着。
見た目はプレハブ小屋のような作りである。ご主人が「足の具合は大丈夫ですか?」と聞いてくる。実は例の初日の食事に不満を言っていた男性と今日の宿が一緒であることがわかっており、彼が先に到着して気遣ってくれていたようだ。
ご主人は「マメに糸を通しておけば一発で直るのに」とおっしゃるので、そのようにしてみる。まだ水が出るので完全にはふさがっていない。
この方法は以前から知っていたのだが、どうも手術をするようであまり気がのらなかったのだ。

18:00
夕食は豪華なもので、肉団子入りのトマトスープが絶品。
隣のご夫人もやたらに感動している。

歩いた距離:20.9km